書いてんか

書いてんか、というツールを作りました。

書いてんか概要

ゲーム制作をする中で、シナリオの管理やら、アイデアの書き溜めなんかを簡単にしたいという目的で作りました。
Trello、Notion、Obsidianの良いところを参考にしつつ、より執筆特化に尖らせています。

Trelloはカードが便利だけれど長文執筆には向いていない
Notionはデータ構造が便利だけれどデータ同期がイケていない
Obsidianは究極のカスタマイズができるけれどマルチデバイスが苦手

というところで、じゃあいいとこ取りすればええやん、と。
で、俺が産まれたってわけ

維持コストも安いし、執筆中の広告は気が散るので、今後サブスクリプションとか広告を実装することはありません。
まあなんか、便利だと思ったら使ってやってください。
使われても私はなにも得しないけれど…

機能群とメインターゲット

前述の通り、いろんなツールをキメラにしています。
Gitと、Markdown執筆できるCodeMirror6のエディタ、アウトラインプロセッサ、Kuromojiをはじめとする校正機能、作品設定をまとめるデータベース機能、アイデアを書き留めるカンバンボード、予測変換のIME機能、ノベルゲーム専用エディタなど。
全体的にアイデアベースの長文執筆に特化したツールに出来上がっています。

機能群的には、

・ゲームクリエイター
・小説家
・WEBライター

あたりの方々は便利に使っていただけるのではないでしょうか。
逆に、簡単にメモを取ったり、家族共有のノートブックといった使い方には向いていないと思います。(Gitを理解・活用するハードルがあるので…)

日記アプリ兼吐き出しノートとして使うのは便利かも。

私の使い方

アイデア


思いついたことはとりあえずアイデアボードにぶち込んでいきます。
後々ナシだな…と思ったことは"ボツ"や、自分で追加した”微妙”レーンに移動させます。
実際に作中で使ったアイデアやセリフは"採用済み"に。

アイデアボードは1リポジトリに一つなので、全作品共通で使えるようなアイデアを書いていきます。

データベース


キャラクターの設定や、ゲーム内アイテムのの情報はDB機能でまとめています。
こうすると、執筆中にタイトル部分がサジェストされるようになるので、後々便利だったり。

データベースをJson・CSVで書き出すこともできるので、ゲームへの組み込みも簡単になります。

執筆中


執筆はMD(MarkDown)形式で行えます。
MDの ## などの見出しは、そのまま階層を表現したアウトラインプロセッサで表示されるので、見出しを先につけると執筆に迷いません。
前述のDBに登録した用語が入力中にサジェストされるので、表記ゆれが減って便利です。

同時並行制作

私は複数作品並行して制作しているので、ひとつのリポジトリ内で作品ごとにフォルダを分け、その中にDBやMDを入れる運用にしています。
こうすることで、いちいちリポジトリを切り替えることなく、同じ画面で並行して作業を進められます。

このリポジトリには他にも、

・読んだ作品の感想考察
・完成した過去作品のデータ
・ゲームのアーキテクチャ設計書
・過去のボツデータ

など、私のほぼ全てを詰め込んでいます。
すべてのデータはGithubが保持しており、中身はjsonなどのtxtファイルにすぎないので、我ながら安心してすべてを預けられます。

CodeMirrorでの縦書き

エディタにはCodeMirror 6を使っています。
Markdownや、校正機能の装飾を実装したかったので、機能的にリッチで安定感のあるライブラリ、というところでCodeMirror 6になりました。
(あとコーディングエージェントが真っ先に選んだのがCodeMirrorだったので、知識があるのじゃろうというある種の信頼も)

ただ、CodeMirrorは縦書きが出来ません。
というかそもそも、WEBエディタ系ライブラリで縦書きに対応しているのは現状存在しないという。

なので、作りました。
cm-vertical-writing

CodeMirror 6を縦書きにするやーつです。
やってることはシンプルなので、ごちゃごちゃすればCodeMirror以外でも適用できるかと。
詳しいことはまた後日書くかも。

費用

処理は全部フロント側で完結する静的仕様。
サーバーはさくらのライトプラン。
認証周りはFirebase(無料のBlaze)。
ユーザーストレージはGitHubを間借りする形になるので用意なし。
 (ただし、ユーザーにフリーストレージみたいに使われるのは良くないので、画像は長辺1920以下にリサイズする処理を入れてある)

=費用は月額にして200円くらい?です。

なんなら、同じ契約サーバー内で他にもこんなのとか、こーいうのも運営しているので、サービスあたりの費用は50円/月額くらいになります。
安いねさくらインターネット。ありがとうさくらインターネット。転送量無料はすごいなさくらインターネット。

締め

ということで、ブログ開設&書いてんかリリース記念の初カキコでした。

今後とも、書いてんか 並びに私、魚住をよろしくお願いします。
まあ便利に使ってやってください。

カテゴリ: kaitenka